堀 博美のSHLグローバルニュース

このコーナーは、イギリスのSHLグループがお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にグループのネット配信「SHL Newsletter」や広報誌「Newsline」、HPから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。

今回はSHLが実施した調査結果についてのプレスリリース(2010年11月9日)です。

第63回 ロンドン人はイギリスで最も勤勉でやる気にあふれた労働者である

SHLの調査研究で、ロンドン在住者がイギリス国内で最も勤勉でやる気にあふれた労働者であることがわかりました。ただし、やる気がなくて重視されていない労働者もかなりの割合で存在するため、組織がその競争力を維持するためにそれらの人々に対処することが重要です。

ロンドン在住者の61%が「不況のため長時間働かなければというプレッシャーを感じている」と回答しました。この値は他の地域よりも高いものです。「残業している」と回答した人の平均残業時間は週18時間でした。しかしながら、ロンドン在住者はまた、イギリス国内の他の地域に比べ、上司や組織によって最も「動機付けられている」(60%)、「大切にされている」(59%)と感じています。

興味深いことに、不況下での経営陣の能力に最も感心しているのもロンドン在住者でした。半数が「自社の経営陣は不況下でうまく/非常にうまく経営している」と答えました。イギリス国内で最も高い評価です。

SHLソリューション・マーケティング担当副社長のシーン・ハワードは次のように述べています。『ロンドン在住者は自社の管理職や経営陣について興味深い像を描いています。最も長時間働いている一方で、最もやる気にあふれて自分が重視されていると感じています。さらに決定的なことは、不況下における自社の経営陣の行動を最も高く評価していることです。このことは、困難な時においてさえ、「優れたマネジメントがモチベーションのレベルに影響する」という点を強調していると思われます。

しかしながら、完璧というわけではなく、現在のような厳しい時期にはまだまだ改善の必要があります。というのも、ロンドン在住者の40%はやる気を失っており、半分が重視されていないと感じているからです。国家の首都で競争しようとしている会社にとって、やる気のない過小評価された社員を抱えていることは、不利な立場におかれていることになります。』

(© SHL. Translated by the kind permission of SHL Group Ltd. All rights reserved)

訳者コメント

イギリスの首都ロンドンと日本の首都東京。東京で働く人についても、同様な結果になるでしょうか?

文責:堀 博美

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