アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

4532018/10/17 その他

ゲーミフィケーションを取り入れた選抜手法は、今後普及するのでしょうか。

ゲーム要素を応用したアセスメントは、さらなる分析が必要な段階である、というのがSHLグループの見解です。既存アセスメントにゲーム要素を加えるのは、ゲームの中で行動を観察しようとする「シリアス・ゲーム」と比較して安価に済みます。一方で、職務に関連するスキルが測定されるかどうか、特定のグループ(民族、性別など)に対して不利な影響を及ぼさないか、についてはまだ十分証拠が得られていない状況です。

また、ゲーム化による受検者の反応については、SHLグループの実験では、受検者のやる気を高めるよりも集中力を低下させ、不安を増大させたという結果が出ています。詳細は堀 博美のSHLグローバルニュースで全6回にわたって掲載されています。すぐに広く普及することは考えにくいのではないでしょうか。

文責:廣島晶子

4522018/10/10 面接

面接官5名のうち、2名はセーターなどだらしない服装でも平気なようです。部長も私達人事担当者には、面接時はスーツに準ずる服装を……と要求しましたが、その人達の事は放任です。企業イメージ的にも不安です。

玄関だけきれいでも中にはいって汚いと困ります。面接官の服装は会社のなかでの服装を表現しているように思います。「形態は機能を喚起する(ルイ・カーン)」という建築家の言葉があるように、気持ちの働きが表ににじむのではないでしょうか。社員の外観が企業イメージに与える影響は小さくないと思います。社風改善運動を提唱されてみてはいかがでしょうか。

文責:廣島晶子

面接 カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

4512018/10/03 面接

面接基準は人事担当者が決めてしまって良いでしょうか。それとも、基準は会社の方針にリンクするので、社内で稟議決裁を通すべきでしょうか。

面接基準の稟議決済をしている、という話はあまりききません。ただ、人事担当者ひとりひとりの自由に委ねる性質のものでもないように思います。人事考課項目と同じように扱われるとよいのではないでしょうか。当社の「採用基準設計セミナー」では、定量的・定性的データを用いた基準設計方法をご紹介しています。

文責:廣島晶子

面接 カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

4502018/09/26 パーソナリティ検査

エス・エイチ・エル社の適性検査をある学生に受検させたところ、「回答結果が一貫性に欠けている」との結果が表示されました。これは学生が不正を行ったということでしょうか。

ご指摘の内容は当社パーソナリティ検査の「一貫性」という項目であり、受検者の適性検査への回答態度が、一貫した傾向を示しているかを3段階(または10段階)の指標で表しています。「一貫性に欠けている」という表示は、適性検査の回答結果が一貫した答えになっておらず、回答が進むにつれて質問への答えが変化していることを示しています。この理由としては、受検者の自己理解が曖昧である場合や、多面的な考え方を持つ人物である場合、あるいは特定の人物像を演じるよう回答を操作していた場合など、さまざまなケースが考えられます。したがって、回答結果の一貫性に欠けることが、必ずしも不正につながるような回答とは断定できません。

結果の解釈については、受検時の状況や受検者本人の属性情報などもふまえ、慎重に扱う必要があります。当社担当コンサルタントにもご相談いただければと思います。

文責:河合靖弘

パーソナリティ検査 カテゴリのセミナー: OPQ解釈(東京) (大阪) (名古屋)

4492018/09/19 分析

当社は採用でリーダーシップを評価しています。経年での傾向を調べるうえで、各年の内定者集団の適性検査データに注目し、リーダーシップに関する指標の平均値推移を確認していますが、このままの方法で問題ないでしょうか。

適性検査データを活用する際に、個人の結果だけに注目をするのではなく、集団の傾向を確認していくことはとても良いと思います。「平均値」という概念を用いることによって、集団の特徴にどのような傾向があるかが見えてきます。

ただし、異なる集団(今回は各年ごとの内定者集団)について、その平均値を単純に比較し、数値の高低だけで比較をすることは注意が必要です。なぜなら、平均という数値を算出する上で、その年の内定者数(データの数)や一人ひとりの得点のバラつき(分散)が影響を与えており、かつ年度ごとにこれらの状況も異なります。この点を考慮しないまま数値の単純比較を行うと、誤った判断を招いてしまう可能性があります。(例えば、ある一部の特徴的な内定者のデータが、平均値を大きく押し上げてしまっているだけなのに、それを内定者全体の傾向としてとらえてしまう、等)

このような問題を解決するには統計の知識を応用して、データ分析を行っていくことが有効になります。具体的な考え方は当社の公開型研修である「統計分析セミナー」でも扱っていますので、ご興味のある方はぜひご参加を検討ください。

文責:河合靖弘

分析 カテゴリのセミナー: 統計分析セミナー

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