続・人事部長からの質問

人事担当者の方からのご質問に対して当社役員、HRコンサルタントが交代で答えさせていただきます。

是非、ご質問、ご感想をお寄せ下さい。 なお、このQ&Aにおける回答は各回答者の個人的見解であり、当社の公式見解を示すものではありません。

2016/07/28 1985

第二新卒を採用したいと考えています。その際に気をつけるべきことなどはありますでしょうか?

代表的な注意点を3つ申し上げます。

  1. 職務経験よりもポテンシャルを重視すべき。
    第二新卒はキャリア採用ではなく未経験者採用です。
  2. 基準を決めて評価すべき。
    新卒採用で重視する点(日本経団連アンケート)のトップ3は、コミュニケーション能力、主体性、チャレンジ精神です。第二新卒応募者は、ビジネスコミュニケーションの訓練を受けているため面接がこなれています。また、多くの同僚が頑張っている中で主体的に転職を決断し、経験もスキルも未熟なまま他社にエントリーするチャレンジ精神を持っています。新卒採用と同じ基準なら合格です。本当にこの基準で採用しても大丈夫ですか?
  3. 真の退職理由を確認すべき。
    退職を決意した理由は様々ですが、当社に転職してきても同じ状況に陥ることがわかっている人を採用すべきではありません。また、すぐに辞めてしまいます。

文責:清田 茂

2016/07/27 1984

2016年上半期で一番衝撃的だった出来事は何ですか?

梅雨時というのに首都圏では7月に入り猛暑日が続いています。今年もあっという間に半年が終わりました。いろいろな出来事、事件がありましたが、ショックだったのは、熊本地方の地震被害です。南海トラフや関東圏など震災の危険を言われていましたが、まさか九州の熊本地方でこれだけの被害の出る地震が起こるとは思いませんでした。日本列島は本当に地震列島だと再認識し、これまで以上に日常的に災害対策の準備を怠りなくやらねばと思いました。
熊本地方では、梅雨時の豪雨により二次的被害が拡大しています。一刻も早い復旧と復興そして落ち着いた生活を取り戻していただけることを祈っております。

文責:奈良 学

2016/07/26 1983

リオオリンピックで注目している競技は何ですか。

女子レスリングの53キロ級吉田沙保里さんと58キロ級伊調馨さんは必見。
あと女子競泳は誰が金メダルを取ってもおかしくなりません。(男子も北島康介が抜けても強い)女子卓球も当然メダル圏内。
男子体操の個人はもちろん団体も期待しています。

オリンピックではメダルの個数ばかり注目されますが今大会はホッケーや7人制ラグビーなど競技そのものに注目が集まるような気がしています。

文責:三條正樹

2016/07/25 1982

本の見よう見まねで性格テストを作成し自社の新卒で使っています。それでもある程度見られている気がしますが、専門家のテストを利用するメリットは何でしょうか。

まず、申し上げなくてはならないことがあります。テストは医薬品に似ていて、正しい製品を正しく使わないと害を及ぼすことがあります。害とは誤った人を採用したり、任用したりすることです。速やかに現テストの使用を停止して専門家に相談してください。

ご質問のお答えにもどります。専門的な言葉になってしまいますが、テストの品質基準である標準性、信頼性、妥当性が保証されていることが専門事業者のテストを使うメリットです。

標準性は得点が高いのか低いのかを正しく判断できるということ。例えば。100点満点のテストで70点をとったN君にお母さんがいいました。「まあ、ひどい点数。どうしてそんな点数しかとれなかったの?」N君は答えました。「ママ、学年の平均点は40点。僕の点数は学年1位だよ。」標準性の高いテストを使っていれば、このお母さんのような誤解はなくなります。

信頼性は測定結果の正しさのこと。例えば。常に成績優秀なRさん。いつもテストは90点以上。しかし、今回返却されたテストは50点。納得がいかないRさんが先生に言いました。「先生、この点数おかしくないですか?」答案を見て先生が言いました。「本当にすまない。先生の採点ミスだ。すぐに採点をやり直すので少し待ってください。」数分後、94点に修正された答案がRさんに返却されました。信頼性の高いテスト(システム)を使っていれば、採点ミスはなくなります。

妥当性は測りたいものを測れているということ。例えば。英語が得意なVさん。いつも英語は90点以上。しかし、今回の英語テストは50点。心配したお母さんが言いました。「どうしてこんな点数に。体調でも悪かったの?」Vさんは答えました。「ママ、今回の英語テスト、英語で数学の問題が出題されたのよ。信じられない。」妥当性の高いテストを使っていれば、英語力を測るために数学を出題するようなことはなくなります。

文責:清田 茂

2016/07/22 1981

先日、社員の副業を認めるとロート製薬が発表していました。こうした取り組みについて回答者様はどう考えますか?

これも、働き方の多様性の広がりのひとつでしょう。

もちろん本業の業態、副業の内容によって受け止め方が違うと思います。IT系企業でプログラマーとして働いている方が、本業で成果を出しつつ週末には個人でアプリを製作する副業を立ち上げる。あるいは、本業とはまったく無縁の副業、例えばスポーツのコーチやデザイナーなどを行う場合などもあるでしょう。

基本は、「本業に影響のない範囲内であれば」という考え方が一般的だと思いますが、そもそもプライベートな勤務時間外の副業を禁止することはできません。

会社としては、本業で残業ゼロなのに自分の好きなことを副業でやって土日も休まず無理をして身体を壊してしまった場合はどうなるのかという危惧もあるでしょう。本業での収入が少ないから副業をせざるを得ないといった人もいると思いますが、ロート製薬の場合は、会社が働き方のひとつとして副業を認めたという点が大きなポイントです。個人が自分の考えるワークライフバランスの中でこういう副業をやってみたいと会社に申請するのは、社内の雰囲気を考えるとかなり厳しいものがあります。ロート製薬のように制度として設定することで社員に大きな安心感を与えることでしょう。

セカンドライフを考え始める中高年労働者が、土日を使って次のキャリアを試すということもできます。今後は、広がっていくのではないでしょうか。

文責:奈良 学