アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

6562022/12/07面接

新卒採用の応募者に「ガクチカ(学生時代に最も力を入れたこと)」を尋ねることに意味はあるのか。事前に準備されたエピソードを話されるだけではないのか。

「ガクチカ」を尋ねることは3つの意味があります。

1つ目は、応募者にリラックスして面接に臨んでもらうこと。準備しているであろうエピソードをまず話してもらうことで緊張をほぐす、言わば準備運動です。
2つ目は、応募者に「自分らしさを出せた」という満足感を持ってもらうこと。これだけは面接官に伝えたい、というものが「ガクチカ」です。そこに触れずに面接が終われば、応募者は不満を感じるでしょう。
3つ目は、「ガクチカ」がその応募者のベストプレーだからです。全力を注ぎ、そこで発揮した行動と能力のレベルが応募者の現在の最高到達点、入社後のポテンシャルです。掘り下げても採用基準に関する情報が得られない場合は話題を変えることもありますが、応募者の最高傑作を見ずに合否を決めるのはとても勿体ないと思います。

当社で昔、「ガクチカ」でずば抜けたヴァイタリティを確認できた応募者がいました。当時の採用基準は論理的思考力で、その基準に照らすと合格ギリギリ。役員の間でも意見が割れましたが、最終的に採用しました。その応募者は現在、当社の要職に就いています。「ガクチカ」も侮れません。

文責:清野剛史

面接カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

6552022/11/30面接

面接力を向上させるためのオススメの方法はありますか。

トレーニングをさせて頂きながらではありますが、面接は本当に難しいと思います。
明日もう一度やったら違う結果になってしまわないか、という不安を抱えつつ、応募者の強みを引き出せるように面接をしようと日々心がけています。
さて、面接力を向上させるために、ということでオススメの方法は、面接映像やロールプレイを見ながら、記録を取り、それを評価するという練習を繰り返すことです(できればそれらを見る前にエントリーシートなどをもとに質問も事前準備として自分で考えるとなお良いです)。
自社で教材となる映像の用意やロールプレイ実施が難しいようであれば、私どものような専門家にご相談ください。公開セミナーを定期的に実施しておりますし、個別にトレーニングを実施させていただくこともございます。

文責:大野雅史

面接カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

6542022/11/16分析

面接官向けに研修を行いました。こういう基準で評価してくれと口を酸っぱくして伝えました。内定者はなんとなくそれに沿っているような気もしますが、何か研修を振り返る策はありますでしょうか。

面接官向けに研修を行っている企業様はまだそこまで多くないようです。それをすでにされているとのこでとで、採用力向上のために素晴らしい取り組みをなさっていると思います。
せっかく手間やお金をかけてやったのだから、その効果を振り返りたいというお気持ちはよくわかります。
1つの方法として「適性検査」をお使いであれば、そのデータで振り返ってみるのはいかがでしょうか。
昨年よりも今年の内定者のほうが例えばリーダーシップが高かった、ということであれば面接官研修の効果があったと言えるかもしれません (もちろん適性検査が100%正しいわけではないというのは言わずもがな、ではありますが)。
簡易的な分析であれば、Excelや当社ユーザー向けの無料分析ツールで簡単に実施できるのでオススメです。

文責:大野雅史

分析カテゴリのセミナー:統計分析セミナー

6532022/11/09面接

上席の面接官が面接に自信があるとのことで、注意点などを聞いてくれません。どうしたものでしょうか。

長年に渡って様々な人を見ているわけですから、人を見極めるノウハウがあるから大丈夫、となるのもわからないではありません。
人事としては、百歩譲って見極めは任せようとなっても、学生の意欲形成も昨今は本当に重要ですよ、ということはお伝え頂いたほうが良いでしょう。
言っても聞いてくれない…ということであれば、手前味噌ではありますが、当社の公開セミナーにご参加いただく、または貴社向けの個別トレーニングを実施し、第三者から客観的にお伝えするということで、認識をして頂けるかもしれません。

文責:大野雅史

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6522022/11/02グループ討議

少しずつコロナの問題も落ち着いてきていると思いますが、今後、「グループ討議」は対面、オンラインのどちらになっていくのでしょうか。

新卒採用におけるグループ討議は面接に比べ、やはり対面が馴染むという声が多いようです。
現在のネットワーク環境では、遅延なしということは難しく、多人数での瞬発力のあるやり取りが難しい場合があるためです。
また、対面で影響力を発揮するにはオンラインよりもより多くの要素が関係します(声の大きさや雰囲気など)。
オンラインは企業・応募者双方にとって合理的なため、初期選考でのオンライングループ討議は残るかもしれませんが、じっくり見極めをということであれば対面が主流になってくるのではないでしょうか。

文責:大野雅史

グループ討議カテゴリのセミナー:グループ討議セミナー

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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