アセスメントに関するFAQ
アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。
「アセスメントに関するFAQ」は「人事アセスメントFAQ」としてリニューアルし、YouTubeで更新していきます。ぜひ、そちらもご覧ください!
SHLの適性検査を社員にフィードバックして、能力開発につながるような対話をしたい。特に強みの強化を促したいが、ポイントはあるか。
ポイントは、各コンピテンシーを個別的に捉えるのではなく、軸になるコンピテンシーとそれを補完するコンピテンシー、という観点で捉えることです。
例えば、ある社員が
- 問題を構造的に捉えて分析する
- 上下の別なく人といい関係を築く
- 読み手が混乱しない、分かりやすい文章を書くことができる
などの強みを持ち、かつ「1」を強く自覚している場合、「1」の強みを「2」「3」の強みで補完します。
つまり、
「関係構築力を活かし、社内外の人とネットワークを築き、鮮度の高い情報を収集して分析の精度を上げる」(2)
「文章センスを活かし、分析結果は口頭だけではなく、文書化して報告する」(3)
といった点を本人が意識することで、「1」の強みがより活きてきます。
コンピテンシー1つ1つを個別的に解釈し、それぞれ独立した能力開発プランを立てるよりも、シンプルで実効性のあるプランを立てることができます。
なお、どのコンピテンシーをどう開発するかは、一方的にではなく、本人との対話を通じて決定してください。
また、フィードバックの流れや注意点は過去のFAQ(Q.562)にもありますので、併せてご参照ください。
文責:清野剛史
パーソナリティ検査カテゴリのセミナー:OPQ解釈(オンデマンド)
ご質問
お気軽にご質問をお寄せください。
※お送りいただいた全てのご質問を掲載するわけではございません。また質問内容を抜粋して掲載する場合がございます。
あらかじめご了承ください。
- 日本エス・エイチ・エルの公開セミナー
- 選ばれる理由
- セミナーを探す
- 講師一覧
- セミナーご受講の流れ
- セミナー参加者のご感想
- 人事アセスメントFAQ