アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

4862019/06/19パーソナリティ検査

OPQは詳細に出力されすぎて、面接中にうまく活用できていないと感じる。明確な基準を設けているわけではないが、面接により学生の本質に近づくための使い方があれば教えて欲しい。

当社のパーソナリティ検査OPQは多様な指標を設けていますが、必ずしもすべてを確認しなければいけないわけではありません。利用用途に応じて使い分けていただければと思います。
今回のケースでは、面接での活用を想定されていますので、まずは30個の指標(30因子)のうち、標準点が「3点以下または8点以上」にあるものをピックアップします。この部分は成人一般と比較し、受検者自身が自分のことについて特徴的にとらえているものを指しています。いわば個性が表れている部分になるため、この結果をもとに、どのような人物像かのイメージを仮説として立ててみましょう。この仮説をふまえ、面接で確認したいポイントを予め整理しておきます。
例えば「とても友好的なのに、あまり人の面倒を見ることを好まない」のように、一見矛盾するOPQの結果に注目し、なぜこのような自己認識を持っているのかを面接で確認していくと、受検者の思わぬ個性や特徴が発見できるかもしれません。
OPQの具体的な活用方法については、当社の「 OPQ解釈コース 」でもご紹介しております。ぜひご参加いただければ幸いです。

文責:河合靖弘

パーソナリティ検査カテゴリのセミナー:OPQ解釈(オンデマンド)

4852019/06/12グループ討議

貴社のグループ討議題材を利用しています。社内で評価者研修を行うことを検討していますが、なるべく短時間で効率的に評価技術が上がる研修内容がありましたら教えてください。

実際にグループ討議の評価練習を行っていただくことが最も効率的かと思います。グループ討議の評価技術向上のためには、評価の経験を積み、その仕組みや評価項目に慣れていただくことが重要です。
可能であれば、若手社員の方に協力いただき、実際にグループ討議を行っている様子を評価者全員で評価できるとよいでしょう。このとき評価結果をお互いに共有し、なぜその評価になったのかを意見交換することで、評価目線のズレや評価の甘辛が小さくなるよう、評価基準の認識を揃えていきます。グループ討議の様子は予め撮影しておくと、意見交換の際に挙がった点を振り返ることができ、研修に役立てられると思います。

文責:河合靖弘

グループ討議カテゴリのセミナー:グループ討議セミナー

4842019/06/05面接

「問題解決力」を見極めるために構造化面接を実施しています。しかし、現状は限られた面接の中でいかに相手に分かりやすく説明ができるか、言動のインパクトが評価に影響を及ぼしているように感じます。これでは我々が捉えたい「難しい問題に対してしっかり考え、解決策を導けるかどうか」の能力の見極めにはなっていません。「問題解決力」を面接の枠で見極めるにはどうしたら良いのでしょうか?

貴社が定義される「問題解決力」が、「難しい問題に対してしっかり考え、解決策を導けるかどうか」ということであれば、面接の場面で「今までに難易度の高い課題に取り組んだ経験があるか」を尋ねてみてください。その際に、以下の観点から応募者の行動や考え方を確認します。

  • 「難易度の高い課題」として応募者が挙げた話題の、客観的な難易度(難しい課題のとらえ方)
  • 課題にアプローチする際の取り組み方(情報収集や判断の仕方)
  • 解決のためにとった行動とその理由(取捨選択や判断の適切さ)

行動や結果だけに注目するのではなく、「なぜそのような考え(判断)に至ったか」などの「考え方」も確認されるとよいでしょう。

文責:河合靖弘

面接カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

4832019/05/29アナログ

独断と偏見で構いません。このような人物はお勧めできるという人相があれば教えてください。

一般的な終身雇用型の雇用形態を前提として回答します。人の顔を大まかに年代別に分けると、20代は額の下部(眉のあたり)、30代は目の周辺、40代は鼻から頬にかけて、50代は鼻下から口元に分類されます。やはり、働き盛りで組織の中心となって活躍する人物は、往々にして頬骨や頬の肉が豊かな人が多い印象を受けます。この部分が弱いと、若手の時には目を見張る活躍をしていたにも関わらず、40代に入ってから一時停滞する傾向があるようです。また、女性には嫌われるほうれい線ですが、一般的には部下運を表すといわれており、はっきり広く長く出ている方は、多くの部下を従える方が多いそうです。参考になれば幸いです。

文責:藤原明香

4822019/05/22面接

面接終了後(1〜2日以内)、応募者から「どうしても内定をいただきたい」との電話問合せが採用活動期に1〜2名あります。採用したくない方への後味の良い方法はありますか?

未練が残っているのでしょう。何ごとにつけこういう未練の取り扱いには慎重であるべきです。未練を残させないように面接をすることが最善策だと思います。そのためにも、「厳しい質問をやさしい態度で繰り出す」を念頭に置きながら面接を進めてください。
120%の自分を発揮できたと思った面接で落とされることほど、応募者の自信を喪失させるものはありません。面接中に回答することが難しい(答えに窮する)ような厳しい角度からの質問を1つ2つ挟んでください。積み残した課題があった方が、落とされた側としてもうまく自分を納得させるとができます。
また、応募者が自分らしさを充分に発揮できなかったと思わせるような面接も、応募者側の未練につながります。したがって、面接官は相手をリラックスさせ、持ち味を充分発揮できるような、やさしい態度で接することを心がけてください。

文責:藤原明香

面接カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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