アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

992011/09/14面接

他の面接官と評価をすり合わせる際、気をつけなければならない点はどのようなことでしょうか?

まず総合評価をすり合わせるのではなく、項目別の評価から確認するようにして下さい。総合評価から確認をすると、主観の根拠を提示してしまう傾向があります。項目別の評価結果をすり合わせた上で総合評価を確認することで、「なぜ評価が違ったか」がより具体的にイメージできるようになります。

また、評価の精度は必ずしも経験の豊富さと比例しているとは限りません。経験が豊富な方でも、評価のくせはあります。評価経験があまりない方も遠慮なくご自身の意見を表明し、どのような点が評価の差を生み出しているかを確認するようにして下さい。評価のすり合わせの目的は、評価の目線を見直し、評価のくせを確認することにあります。一人の面接官の方の評価結果を一方的に他の面接官の方が受け入れるというようなすり合わせをしないように気をつけて下さい。

文責:小松弓恵

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