アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

932011/08/03面接

面接を実施してみて、面接中に記録をとることの難しさを実感しております。記録をとることの重要性はよく理解しているつもりなのですが、受験者との会話を重視すればするほど記録が残らない。何かよい方法はありますか?

全てを記録しようとするのではなく、キーワードを書き残すということを意識して下さい。具体的な数字や名称など、「事実」の情報を意識して記録をとるとよいでしょう。本人の気持ちなどを記録するより、具体的な事実の情報を残すほうが、評価の際に活かすことができる可能性が高いものです。前もって評価の項目を頭に入れ、評価に関係のありそうな情報を記録に残すことを意識すると、より記録がとりやすくなります。

特に自分以外の面接官が質問をしている際には、質問をしている時よりも記録を残すようにして下さい。後で評価をすり合わせる際に、受験者の情報を思い出すきっかけになります。ただし、あまり記録に没頭し過ぎると応募者の顔が見えなくなります。傾聴の態度を示しつつ、キーワードを記録に残すように意識して下さい。

文責:小松弓恵

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