アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

742011/03/23グループ討議

強いプレーとペナルティは紙一重というお話についてですが、価値基準は会社それぞれだと思いますが、色々な学生が欲しい場合、見分けが難しくご指導いただければと存じます。

ご指摘の通りだと思います。
成績は必ずしもよくないが、プレーがきれいでそれを期待するファンをもつチームもあれば、
ラフプレーが多いが、勝ち続ける、それがたまらないと思うファンをもつチームもあるように思います。
どのチームづくりをするかはまさに価値基準の問題であり、選択の問題です。

色々な学生がほしい、という意味を分解すると、
価値観、知能タイプ、行動タイプで多様である、になります。
今回のご指摘は、まさしく「価値観」が関わってきます。
「価値観」の多様性については、組織で働く人を採用する際、マイナスに働く場合があります。
価値観をすり合わせることにエネルギーがとられてしまう可能性があるためです。

「知能タイプ」と「行動タイプ」については、レベルを合わせた上でタイプを散らす、ことが重要になります。
「レベルを合わせる」という意図は、業務を遂行する上で差支えがないか、ということです。
客観的に評価をしたい場合には、「レベルを合わせる」という観点で評価を行ってください。
「タイプを散らす」という点を重視したい場合、様々なタイプの評価者に基準を提示し、
彼らに自由に採用させると多様性が確保できる可能性が高くなります。

文責:小松弓恵

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