アセスメントに関するFAQ
アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。
「アセスメントに関するFAQ」は「人事アセスメントFAQ」としてリニューアルし、YouTubeで更新していきます。ぜひ、そちらもご覧ください!
近年、メンタルの問題で休職したり退職したりする人が多く出て問題になっています。御社の適性検査には「プレッシャーへの耐力」という項目がありますが、やはりこの項目が低くない人を採用すべきなのでしょうか?
多くの企業が直面している問題だと思いますが、適性検査の結果を採用時に使用するには2つの問題があります。
1つ目は検査の結果は自己申告だということです。低得点者は結果をある程度信じられますが、高得点者は疑うべきです。コンプレックスやこうあるべきという自己に対する期待が反映されている可能性があります。
次にストレッサーについてです。近年の研究でわかってきたことですが、プレッシャーへの耐力は、いくつかの職種において低得点者の方が高業績者が多いことがあります。低得点者と高業績者が同じ傾向を示すため、プレッシャーの耐力を判断基準とすることは、高業績者の排除につながります。
こういったケースでは、ストレッサーへの適応力を見ていきます。御社の仕事環境に関連するストレッサーに強く反応する応募者がいた場合、面接等で似たような状況に遭遇した場面とその時に取った行動等についてよく確認する必要があります。
文責:藤原明香
パーソナリティ検査カテゴリのセミナー:OPQ解釈(オンデマンド)
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