アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

5852021/06/23分析

適性検査データを活用して採用の振り返りを行うメリットは何ですか?

担当者の主観に依存しない、定量データに基づく客観的な情報を得られることがメリットです。

例えば、採用面接官としては優秀な人材に合格を出したつもりであったとしても、「優秀」という言葉の定義は人によって異なるため、どのような人材を評価したかや、それが人事としての求める人材要件に一致しているかどうかも曖昧になってしまいます。このような場合、面接を受けた応募者の適性検査データがあれば、面接合否別に分類した集団データを比較したり、面接評価点と適性検査指標との関係性を確認したりすることで、面接官の挙げた「優秀さ」が何を示しているのかを明らかに出来ます。

選考担当者の評価に対する多様な感覚を、適性検査指標を用いた「共通言語」で定量的に把握できることは、採用活動の振り返りや基準の見直しにも役立てられます。
ただし、適性検査データを活用するためには、適性検査の正しい理解(素材の把握)と、データ分析の手順や結果解釈に関する知識(道具の使い方)の習得が重要です。当社でも公開型の研修として、素材の把握ができるOPQ解釈コースと、道具の使い方が学べる統計分析セミナーを開催しておりますので、目的に応じてご活用ください。

文責:河合靖弘

分析カテゴリのセミナー:統計分析セミナー

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

ご質問

お気軽にご質問をお寄せください。
※お送りいただいた全てのご質問を掲載するわけではございません。また質問内容を抜粋して掲載する場合がございます。 あらかじめご了承ください。

セミナーお問い合わせ