アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

5582020/12/02その他

採用の人材要件を検討している。経営層と、現場マネジャーや現場社員、それぞれ複数名にヒアリングを行うつもりだが、どのようなことに気を付けて進めればよいか?

ヒアリングによって要件を定義することは、関係者の声を活かした要件ができるという大きなメリットがあります。以下、3つのポイントに留意して進めてください。

  1. インタビューを受ける方に、予めヒアリングの目的と答えてほしい観点を詳しく伝えてください。例えば、経営層が将来の理想論のみ語り、現場マネジャーが現状の社員に関することのみ回答すると、ギャップが生じる可能性が高くなります。まずは、ヒアリングの目的やどのようなことを前提に答えていただきたいかを詳しく伝える必要があります。
  2. 一定以上の人数の方にヒアリングしてください。一人の考えだけで要件を定義することは非常にリスクが高いです。理想は、採用対象職種社員の5〜10%程度の人たちにヒアリングをすることです。
  3. 相手によって聞くポイントを変えることでより有益な情報が引き出しやすくなります。経営層の方には会社の戦略を踏まえた上での求める人材像、現場マネジャーにはパフォーマンスを発揮している部下とそうでない部下の違い、現場社員には、自身の経験からパフォーマンスにつながる特性を引き出すことができるとよいでしょう。

ヒアリングは、人材要件を検討する上で有益な情報を得ることが多いです。悩まれたことがありましたら、ぜひ当社のコンサルタントにお問合せください。

文責:小松弓恵

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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