アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

5552020/11/11パーソナリティ検査

リモートワークにシフトする中で、部下とコミュニケーションが取りづらい、タイムリーに指示が出しづらい、という声が現場マネージャーから上がっている。特に新人マネージャーから、業務管理はできるが、人へのマネジメントに対して不安がある、という声があった。何かよい方法はあるか。

対面であれば、マネージャーも部下の表情、挙動といった非言語情報から「支援が必要なタイミング」を測れますが、リモートワークではそういった非言語情報が入りにくくなります。また、業務の進捗や成果物は確認できても、その過程が見えないので、成功(失敗)の要因分析も部下の認識・申告がベースになりがちです。そのため、その認識・申告がズレていると、誤った指導・支援につながりかねません。こういったマネージャーを支援する方法として、パーソナリティ検査『万華鏡』を上司部下との面談・対話に活用する方法があります。『万華鏡』は受検者の行動スタイルや能力ポテンシャルを予測するツールですが、部下に受検してもらい、その結果をマネージャーから部下にフィードバックします。この時、特徴的に出ている行動スタイルや能力ポテンシャルについて、業務の中でこれらが発揮されてうまくいった(うまくいかなかった)経験が実際にあったかを尋ねます。その経験を詳しく確認することで、業務を遂行する上での部下の強みや課題を特定し、能力のさらなる伸長や行動改善に向けた具体的なアクションプラン作りを一緒に行います。非リモートワークでも有効な手法ですが、リモートワークで部下とのコミュニケーションや能力開発、支援に悩んでいる方には特にお勧めです。

文責:清野剛史

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