アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

5252020/03/25グループ討議

グループ討議の評価者に対し、記録のとり方をアドバイスしたい。現状は合否結果しか書かれておらず、評価の根拠を聞いても「思い出せない」と言われることがある。どのようにアドバイスすればよいか。

評価者が何名の応募者を評価するかによって、記録のとれる度合いが異なります。例えば、1グループ6人の応募者に対し、6人の評価者が観察している場合には、逐語録のような詳細な観察記録をとることが可能です。現実的には、1グループあたり1人の評価者が入るパターンが多いと思われます。その際には、「他の応募者に大きな影響を与えた発言」「評価に最も影響を及ぼした言動(発言だけでなく行動も含めます)」「応募者が繰り返し示す特徴的な言動」を記録することが望ましいです。一言で申し上げるなら、「後で振り返ってどのような人かが思い出せるような記録を書いてください」ということになります。

文責:小松弓恵

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