アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

5102019/12/04その他

360度評価を導入しています。部下や同僚からの評価が全体的に高いのに、上司からの評価が厳しい項目が多い方へのフィードバックに悩んでいます。この結果は、「上司との相性が悪い」ということでしょうか?

必ずしも上司との相性が悪いとは限りません。360度評価は、評価者の主観に委ねられます。以下の点に着目し、結果をご確認ください。

  1. 同じ上司が、他の部下を評価した結果と比較してください。
    全体的に評価が厳しい方である可能性があります。
  2. より上司が厳しくつけている項目をご確認ください。
    評価者にとって測定しにくい項目を厳しくつけてしまう場合があります。例えば、コーチングなどの項目は部下に対する行動であるため上司からは見えにくいです。「ご自身にとって判別不能な項目」を厳しく評価していないかを確認してください。普段からあまり部下を見ていない上司がつけると、全ての項目が「判別不能」となり、評価が厳しくなるリスクがあります。

いずれにしても、評価者にどのような意図で評価をつけたかを確認したほうがよいでしょう。以前、360度ツールを用いた研修を行った際、「部下への期待を込め、全体的に厳しく評価をつける」と仰る方がいらっしゃいました。当社のツールに関する解釈にお困りのことがありましたら、遠慮なく担当コンサルタントにご相談ください。

文責:小松弓恵

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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