アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

4642019/01/09面接

応募者の意欲形成をする上で何に注意をしたらよいか。ポイントを教えて欲しい。
ぜひ採用したいと思う学生は、意欲形成をしても内定承諾までなかなか繋がらず、他社へ行ってしまう。

意欲形成のポイントとしては、

  1. ピントの合った情報を提供する
  2. 応募者の価値観に合う社員にフォローを依頼する

などが挙げられるかと思います。

1の「ピントの合った情報」とは、応募者の質問の意図を確認したうえで、情報提供を行うという点です。例えば「御社で海外勤務の可能性はありますか?」という質問に対し、「若手でも海外勤務のチャンスは豊富にあります」と回答したとします。一見、前向きな情報を伝えたようにも見えますが、もし相手が海外勤務を嫌うタイプの場合、前述の回答の仕方では逆効果になってしまいます。
2の「価値観に合う社員」ですが、人は自分と価値観の近い相手に対し親近感を抱きやすい傾向があります。とくに新卒採用の学生の場合、価値観の合う社員は、貴社に入社し社会人経験を積んでいくうえでのロールモデルとしてイメージし易くもなります。

応募者を意欲形成する際に、他社との差別化のために業務内容や待遇を調整することは難しいですが、学生への接し方を工夫することで、意欲形成の効果を高められるかと思います。参考となれば幸いです。

文責:河合靖弘

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