アセスメントに関するFAQ

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4322018/05/23グループ討議

現在新卒採用では面接中心の選考を行っていますが、面接官に避けるマンパワーの問題もあり、グループディスカッションの導入を検討しています。ただ、グループディスカッションはどうしても「目立ったもの勝ち」になってしまうイメージがあり、公平性に欠ける選考のような気がします。

グループディスカッションという選考手法は、討議時間を参加するメンバー全員で共有し、発言や言動による討議への貢献度を評価しますので、目立つ応募者(発言が多い、議論の進行役を担うなど)が評価されやすい傾向はあるかと思います。ただし、単純に発言量に比例した評価を行うのではなく、彼(彼女)の発言が、討議(の進行や結論)にどの程度影響を与えているかを、注意深く見極める必要があるでしょう。

また、グループディスカッションは面接とは異なり、メンバーの組み合わせに影響を受けやすくなります。参加者のタイプや専攻分野、参加人数などの要因により、メンバーの発言や言動が変わってしまう可能性もありますので、メンバリングの時点で極端な偏りが出ないよう、ある程度配慮が必要になるでしょう。

文責:河合靖弘

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