アセスメントに関するFAQ

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4292018/05/02グループ討議

グループ討議の評価者トレーニングは個人面接のそれと比較して、非常に難しく時間がかかると思われますが、効率的な方法があったらご教授いただきたく思います。

まずは、グループ討議の評価基準や評価の対象となる行動リストを把握することと、討議中の発言や言動がその行動リストに合致するかどうかを見極めるための練習が必要になるでしょう。また、実際の討議はある程度のスピード感をもって議論が進んでいきますので、その流れに観察が追いつけるようになることも重要です。いずれにせよ、残念ながら一朝一夕にスキルアップを図ることは難しく、トレーニングを重ねてグループ討議の評価そのものに「慣れる」ことが求められる分野だと感じています。

ちなみに、当社の創業社長は、グループ討議の評価者トレーニング法として以下のような取り組みを行っていたようです。

  1. 評価者および評価基準を決め、討論番組を録画して、その録画を再生しながら行動観察のメモをつくる。
  2. そのメモに基づいて観察された個々の行動別にプラス、マイナスの評価を決め、そのレベルを判断する。
  3. 最後に所見の形で、それを統合する。

誰が討議の流れを生み出しているか、誰が討議に影響を与えているか、など、グループ討議の観察眼を鍛えるための方法として、ひとつの参考になるのではないかと思います。

文責:河合靖弘

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