アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

4232018/03/14グループ討議

当社の新卒採用では、グループディスカッションを実施しています。面接などに比べ、従来のグループディスカッションのやり方では、応募者の志望度を高められていない気がします。どうすればグループディスカッションで応募者の志望意欲を高めることができるでしょうか。

グループディスカッションという集団に対する選考において、応募者の意欲を高めることと、客観的な評価をすることの両立は非常に難しいです。どちらかに偏らざるを得ないでしょう。もし評価よりも応募者の入社意欲を高めることを重視したいのであれば、以下の点を心がけるとよいでしょう。

  • 「場を盛り上げることが得意で、活躍している若手或いは中堅の現場社員」を各グループの進行役とする
  • 進行役が自己紹介をし、場の空気を和やかにした上でディスカッションに取り組ませる
  • 終わった後、進行役からフィードバックをする(グループ全体に向けて)
  • グループディスカッションとは別に、進行役と応募者が意見交換したり、応募者が進行役に(普段の業務を)質問したりできる時間を設ける
  • ディスカッションのテーマ選定理由を応募者に説明できるようにする
  • 応募者に対し、達成感を感じさせるような終わり方をする
  • 他者のいないところで、個別に具体的なフィードバックを伝える 

文責:小松弓恵

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