アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

3902017/07/19分析

採用後の効果検証を行いたく、採用時の適性検査データを蓄積しています。データを溜める際に気をつけるべき点はありますか?

  1. データ保存のルールを統一する
    「採用の効果検証」が目的である以上、データの取得(=採用時)からデータの分析を行うまで、ある程度の期間がかかることが予想されます。また人事異動によって、データ分析を行う前に採用担当業務を後任に引き継ぐ可能性もあります。いつ、誰が分析に着手しても困ることの無いよう、データにある各種フラグの意味など、一見しただけでは分からない情報は記録しておきましょう。
  2. データ保存のフォーマットを統一する
    データ分析を行う際、複数年の採用データをまとめて扱う可能性も出てきます。データを加工したり統合したりしやすいよう、保存する属性情報や選考フラグのつけ方(例:合格を1、不合格を0と表記する。面接評価点はA〜Dの4段階で固定する。など)を統一しておくと良いでしょう。
  3. 不要な属性情報は削除しつつ、データ分析に必要な情報を残す
    適性検査データには個人を識別できる情報が多く含まれます。各社の個人情報管理のルールに則り、データ分析において不要な氏名や連絡先などの情報は適切に管理(削除)してください。一方、選考参加時期や面接評価点など、「個人を識別できない情報」の範囲で、データ分析の切り口になる情報は多く残しておくと、後日に多様な視点で分析を行うことが可能となります。

文責:河合靖弘

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