アセスメントに関するFAQ
アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。
「アセスメントに関するFAQ」は「人事アセスメントFAQ」としてリニューアルし、YouTubeで更新していきます。ぜひ、そちらもご覧ください!
営業部門に向いている人、管理部門に向いている人など、職種別面接テクニックがあればお聞きしたいと思います。
まずは、営業部門(または管理部門)に向いている人がもつ特性をはっきりさせてください。その上で、その特性をもつかどうかを面接で確認します。例えば、営業部門の特性を定義した結果、それが「達成志向性」であったとします。面接でこれを確認する技術としては、次の三つがポイントになります。
- 過去の事実、実績を確認する
- 対話の中で実際にとっている行動を観察する
- 性格や価値観をみて特性の裏づけをとる
1.は「今までで最も難しい目標に挑んだ事例を話してください」から始めて、「どうしてそれを発意したか、計画段階で行ったこと、実際にとった行動、最大の壁、その壁をどう乗り越えたか」などを話させてゆきます。この内容をよく吟味すれば、その人の達成志向性の度合いが判断できます。
2.は今述べてきたような(面接での)課題への取り組みかたをよく観察するのです。適当なところで切り上げるタイプと、課題を完璧にやり遂げようとするタイプなど、人によって達成志向性の強弱が、同じ話題を与えたときの取り組み方にあらわれます。現にとっている行動を評価の基準にします。
3.は達成志向性に関係する性格的な特徴である「競争性」「上昇志向」や価値観の特徴である「挑戦」「称賛」などについて、そのタイプの人であるかどうかを別な事例をあげさせて裏付けをとります。ある特性についての状況証拠をとるという意味があります。
文責:河合靖弘
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