アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

3312016/05/11面接

面接官1名に対し複数の応募者を相手に面接を行う、いわゆるグループ面接にはどのような注意点があるでしょうか。

グループ面接を行う際に気をつけたいポイントは何点かありますが、とくにご注意いただきたい点として、「応募者に対して平等に接する」ということが挙げられます。この「平等」と言うのは、面接中の態度や面接時間の使い方だけでなく、面接での質問の投げかけ方や、情報の深堀りの仕方にも配慮する必要があります。
というのも、応募者は自分の隣りにいる、他の応募者の言動や面接官の反応にどうしても意識が向いてしまいます。例えば、応募者の回答に対する面接官の掘り下げ方に差が生じると、「隣りの応募者に比べて、自分の話は細かいところまで詳しく聞いてくれなかった」という感情を持ち、面接そのものや面接官に対しネガティブな印象を与えることに繋がりかねません。
グループ面接は面接官にとって、応募者同士を比較して評価を行いやすい面接手法ですが、同時に応募者側にも「自分たちは相対評価されている」という印象を与えます。面接官が「各々の応募者に対し平等に接してくれている」という印象を持ってもらうために、個人面接以上に、面接中の言動に気を配る必要があります。

文責:河合靖弘

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