アセスメントに関するFAQ

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2932015/07/15グループ討議

今まで最終選考まで面接一辺倒で採用を行ってきましたが、グループ討議を選考に取り入れたいと思っています。ずばり!グループ討議のメリットはなんでしょうか。

数ある選考手法の中でも、グループ討議をこよなく愛する私から、評価手法としてのグループ討議の魅力について説明させていただきます。
まず1点目は予測的妥当性の高さです。様々な研究結果がありますが、グループ討議演習の評定結果は、単一手法の中では最も高い値を示しています。
次に2点目として、グループ討議という手法の表面的妥当性が高く(職務に関連するとみなされやすい)、参加者や評価者に受け入れられやすいという側面があります。
最後に3点目として、面接と異なり、評価者が評価に集中できるという点が挙げられます。一般的な面接では、評価者と質問者を同一人物が務めることが多いため、評価者は質問を考えることに注力し、評価に集中することが難しくなります。反面、グループ討議では、評価者が討議中は観察と記録に集中できるため、評価としての精度が高くなると思われます。
上記以外にも、信頼性の高さ、参加者間の比較のしやすさ、教育的効果など様々なメリットがグループ討議にはあります。その点を考えると、面接が広く用いられているのに対し、グループ討議があまり普及していないことは、驚くべきことと考えます。

文責:藤原明香

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