アセスメントに関するFAQ

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2862015/05/27グループ討議

グループ討議を選考に組み込んでいますが、ストレス耐性も一緒にみれたらと思っています。可能でしょうか。

もしストレス耐性の評価の観点を、突発的な事柄や、利害関係が衝突する場面での行動と定義するのであれば、ある程度傾向をみることは可能だと思います。
例えば前者の場合には、グループ討議実施の際、討議終了10分前に追加情報を提示するという方法があります。ただしこの場合、追加情報の存在について応募者に事前に知られてしまうと、その意味を持たなくなってしまいます。
また後者の例では、応募者1人ひとりに特定の役割を与え、利害の異なるメンバーとの討議を行うタイプのテーマを設定する方法があります。
例えば、予算会議などに各部門の代表として参加するという設定では、参加者の各自が自部門から要請されている予算を持ち、それをグループの結論にできるだけ反映させなければならない、という状況に置かれます。このようなお互いの利害関係が対立する状況では、自分の意見を言えなくなってしまう人、積極的に利害の調整をする人、感情的な態度で無理やり意見を通そうとする人など、それぞれの特徴が表れやすくなります。

文責:廣島晶子

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