アセスメントに関するFAQ
アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。
「アセスメントに関するFAQ」は「人事アセスメントFAQ」としてリニューアルし、YouTubeで更新していきます。ぜひ、そちらもご覧ください!
面接官の中には、自分が質問をしている時にはとても感じの良い「態度」なのに、同席の他の面接官が質問をしている時には明らかに「つまらなさそう」な顔をする人がいます。また、応募者が話している時間よりも、面接官が話すことの方が長くなる人がいます。どうしたら直せるものでしょうか?
いずれの場合も、面接官自身が「気づいていない」ということであれば、まずは「気づかせる」ことが重要です。この時の「気づき」とは、本人に「知らせる」ことではなく、本人が「自覚する」ことを意味します。
私はゴルフをやっていますが、他者から「ヘッドアップしているから球に上手く当たらない」と言われても、「そんなはずはない。私はヘッドアップしないことを相当に意識してスイングしている。これ以上、どうやって頭を残して打てというのか」と思っていた時期がありました。「知らされ」ているのに「自覚がない」という状態ですね。そうするとどうなるか。「自覚していない=欠点だと思っていない=直さない=上手くならない」です。
自分自身の行動について「自覚」を持たせるための最短・最速の方法は、自分で自分を「見る」ことです。
自分で自分のゴルフスイングを見たとき、「ああ、確かにヘッドアップしている。なんと格好の悪いことか」、自分のカラオケでの歌声を、後から再生されたとき「ああ、こんなにも音が外れているのか」等々、目の前に出された事実は認めざるを得ない。
面接も全く同じです。本番の面接を映像で撮ることは難しくとも、同じ状況を面接ロールプレイで作り出すことは可能です。最近はビデオを用意せずとも、スマートフォンの自分撮りで簡単に映像撮影できますので、ロールプレイ実施後に、参加したメンバー全員でそれぞれの面接官役の際の態度を振り返ると良いでしょう。
文責:峯 孝奈
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