アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

2582014/10/22面接

面接官の中には、自分が質問をしている時にはとても感じの良い「態度」なのに、同席の他の面接官が質問をしている時には明らかに「つまらなさそう」な顔をする人がいます。また、応募者が話している時間よりも、面接官が話すことの方が長くなる人がいます。どうしたら直せるものでしょうか?

いずれの場合も、面接官自身が「気づいていない」ということであれば、まずは「気づかせる」ことが重要です。この時の「気づき」とは、本人に「知らせる」ことではなく、本人が「自覚する」ことを意味します。

私はゴルフをやっていますが、他者から「ヘッドアップしているから球に上手く当たらない」と言われても、「そんなはずはない。私はヘッドアップしないことを相当に意識してスイングしている。これ以上、どうやって頭を残して打てというのか」と思っていた時期がありました。「知らされ」ているのに「自覚がない」という状態ですね。そうするとどうなるか。「自覚していない=欠点だと思っていない=直さない=上手くならない」です。

自分自身の行動について「自覚」を持たせるための最短・最速の方法は、自分で自分を「見る」ことです。

自分で自分のゴルフスイングを見たとき、「ああ、確かにヘッドアップしている。なんと格好の悪いことか」、自分のカラオケでの歌声を、後から再生されたとき「ああ、こんなにも音が外れているのか」等々、目の前に出された事実は認めざるを得ない。

面接も全く同じです。本番の面接を映像で撮ることは難しくとも、同じ状況を面接ロールプレイで作り出すことは可能です。最近はビデオを用意せずとも、スマートフォンの自分撮りで簡単に映像撮影できますので、ロールプレイ実施後に、参加したメンバー全員でそれぞれの面接官役の際の態度を振り返ると良いでしょう。

文責:峯 孝奈

面接カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

ご質問

お気軽にご質問をお寄せください。
※お送りいただいた全てのご質問を掲載するわけではございません。また質問内容を抜粋して掲載する場合がございます。 あらかじめご了承ください。

セミナーお問い合わせ