アセスメントに関するFAQ

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2522014/09/10面接

現場社員に面接官を依頼する際、面接官の役割として伝えておくべきポイントはありますか。

面接官の役割として大まかには、応募者が自社にとって戦力になる人材かどうかを見極める評価者の視点と、応募者の自社への志望度を高める広報担当者の視点の二つがあることを伝えておくと良いでしょう。
評価者の視点では、面接での評価基準を明確に伝えることがポイントです。評価基準には、「自社に馴染むか」と「自社の戦力になるか」の二つの点がありますが、面接に慣れない現場社員の方は、現社員との相性や自分自身の好き嫌いといった「自社に馴染むか」という点を意識しやすく、「自社の戦力になるか」という視点が疎かになりがちです。この点を補うには、戦力化を確認するための判断基準を明示した評価シートや事前のトレーニングが有効です。
広報担当者の視点では、面接官は応募者に対しての「自社の顔」となる点を伝えることがポイントです。面接中の態度や表情は勿論ですが、面接での発言内容にも気を配る必要があります。例えば、応募者が収集してきた自社の情報と食い違った内容を伝えたり、応募者からの質問に見当違いの内容を答えてしまうことは、応募者の志望意欲を削いだり、自社へのマイナスイメージを与えてしまう可能性もあります。

文責:河合靖弘

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