アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

2512014/09/03グループ討議

グループ討議を実施すると、どうしても発言数の多い人ばかり注目してしまいます。「発言量が多い=優秀」として捉えてしまっても良いのでしょうか。

「優秀」という定義を、貴社の採用基準に照らし合わせた上でどのように捉えるかによって変わってくるかと思います。たしかに発言「量」の多さは、討議に対して積極的に参加していることの証になります。ただし、「量の多さ」と「質の高さ」は、必ずしもイコールの関係にはなりませんので、注意が必要です。例えば発言量は多いものの、他のメンバーへの同調や本質とかけ離れた話題に脱線をするばかりの人もいれば、発言量は少ないが、周りに影響を与えるインパクトのある発言や議論を前に進める舵取りをする人もいます。その場合当社の持つ基準では、後者の応募者を、「影響力プラス」として評価します。グループ討議では発言の量だけでなく、その発言が他のメンバーにどのように影響を及ぼしているかといった点や、発言内容が討議の論旨に沿っているか、また討議中のメンバーへの配慮はどうかなど、様々な観点から評価することができます。採用基準を踏まえた上でどのような観点から評価するのかを設定すれば、貴社にとっての「優秀さ」が見えてくるでしょう。

文責:河合靖弘

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