アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

2222014/02/12その他

最近の若者はストレスに弱く簡単に会社を辞めてしまう。ストレスに弱い人を採用しないよう見分ける方法として何かヒントはないか?

「ストレス」と一言で表現しがちですが、「いつも納期まで時間がなくてストレスだ」といったストレスの原因(ストレッサー)と、「ストレスで眠れない」といったストレスの原因から生じる結果(ストレス反応)に大きく二分されます。

同じ環境に置かれても、人それぞれで何をストレッサーと感じるかは異なります。例えば、何でも皆で合意をしたうえで進めるチームワーク重視の環境を居心地が良いと感じる人がいるのに対し、合意しなければ何も決まらない環境にイライラを感じる人もいます。仮に配属先が「合意重視」の職場だったとしましょう。どちらのタイプが適しているでしょうか?自社の職場環境・仕事要因・人間関係の特徴などを予め把握しておくこと、それらがストレッサーとなりにくい人かどうか?という視点から応募者をみるということが1つのヒントになるでしょう。 ※当社の「ストレス耐性リポート」が参考になると思います。

また、ストレス原因を持たない人はいません。ストレスを感じたとき、どのようにして自分で対応してきたか?というストレス対処法を自分なりに身につけているか?も重要となります。

とはいえ、実際には入社後の環境や人間関係に大きく左右されるものです。「あまりにもストレスに弱い人は採用しないようにしよう」というネガティブチェックはあると思いますが、「ストレスに強い人を採用すれば大丈夫」という考え方は誤りです。

文責:峯 孝奈

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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