退職した社員の人事データをどのように扱えばよいのか分からず困っています。とりあえず、削除せずに残しているのですが、本当にこれで良いのでしょうか。：アセスメントに関するFAQ

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2012013/09/11分析

退職した社員の人事データをどのように扱えばよいのか分からず困っています。とりあえず、削除せずに残しているのですが、本当にこれで良いのでしょうか。

結論から申し上げると退職者のデータであっても残すべきです。人事データは良質なパネルデータです。パネルデータとは複数の対象を長期間にわたって観察したデータのことです。人事制度改革や採用基準の変更などの成果を分析するためには、経年比較ができるパネルデータが必要です。退職者のデータを削除してしまっては、同質の集団のみでの分析になってしまうため、分析の精度が下がったり、分析に切り口が狭まる場合があります。個人情報保存等の問題が生じる場合は、個人の属性に関する情報を削除あるいは数値等に変換した状態で、分析用のデータとして保存することをお薦めします。

文責：藤原明香

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