アセスメントに関するFAQ
アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。
「アセスメントに関するFAQ」は「人事アセスメントFAQ」としてリニューアルし、YouTubeで更新していきます。ぜひ、そちらもご覧ください!
グループ討議で、いくつかの選択肢を設定して最終案を決定する議論をしてもらおうと考えていたが、実際ディスカッションすると早い段階で1つの案に結論が決まってしまって議論が盛り上がらないことがあった。その場合は、残りの時間をどのように評価するのがいいのでしょうか?
結論が出たあとの時間も、設定された項目にしたがって手順どおりに評価をしてください。盛り上がらなかった討議では、活発に意見交換がなされた討議と比較すると、同じ時間のなかで観察される行動の量が少なくなり、結果的に評価は低めになりますが、実施中に評価の基準を変更することはおすすめできません。グループ討議法はもともとメンバーによる影響を受けやすい手法であり、評価の方法を変えてしまうと、同一条件での比較、序列化が一層難しくなってしまうためです。
ご質問のような状況はどの程度ありましたか?非常に多く発生していた場合には、実施前のガイダンスの表現を変更し、どの選択肢に決定するかの話し合いに時間をかけるように変更されることが考えられます。また特定の選択肢ばかりに偏ってしまう傾向があれば、選択肢についての見直しも必要です。
文責:廣島晶子
グループ討議カテゴリのセミナー:グループ討議セミナー
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