アセスメントに関するFAQ

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1402012/07/04グループ討議

今までグループ面接(応募者5名対面接官1名)を実施していましたが、来季よりグループ討議を導入したいと考えています。ただ、直接対話をせず、グループ討議の結果だけで合否をつけると、学生の満足度が下がるのではないかと懸念しています。学生の満足度が高い選考方法という点では、どちらが望ましいのでしょうか?

応募者の満足度を上げる選考という観点から申し上げると、2つの方法があると思います。
まずは、「丁寧」な面接です。
「丁寧」の意味は、相手が言いたいことをよく聞く、という意味です。
グループ面接は、一度に複数の応募者と接するという前提がありますので、「丁寧」な面接を行うことは難しいといえます。
従って、個人面接が前提となります。

次に、会社の仕事のイメージに合った選考方法です。
例えば小売業の場合、「店舗で発売する新商品は何がよいか」を応募者に検討させるという方法が考えられます。
このようなテーマの演習に取り組むことで、仕事のイメージを思い浮かべることができます。

グループ討議を実施する際にも、「仕事とは何か」をイメージできるようなテーマであれば、
応募者の満足度を上げることができます。
反面、貴社のように5名の応募者に対してグループ面接を行う場合、
なかなか応募者と「丁寧」な面接を行うことは難しいと思われます。
従って、グループ討議を行い、「なぜグループ討議を行ったか」という目的や理由を伝える方法をおすすめします。

文責:小松弓恵

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