アセスメントに関するFAQ

お感じの通り、採用面接も昇格面接も本質は同じです。両者とも、その本質は「ある条件に合致しているかどうかを判断する上で、必要な情報を短い時間の中で要領よくとる」ことにあるからです。

その上で違いをいえば、採用面接は社外の人に対してなされる面接であり、意欲形成を通して会社のイメージ形成につながる面があります。したがって、礼儀作法を含め、面接官教育をして、粗相のないようにする度合いが強まるという特徴を持ちます。一方で昇格面接は、昇格基準を開示して、その基準にそって厳正に行われる必要があります。より厳密に、「なぜ、なにを、どう尋ねる」に筋が通っている必要があるのです。会社における昇格は公平、公正であらねばならないからです。相対的にいえば、採用面接にはマナーが求められ、昇格面接に妥当性がより求められると見ます。

文責：小松弓恵

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