アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

1112011/12/07面接

当社の面接官は、面接時に応募者本人の目の前で鉛筆で結構な量の書き込みするのが常になっています。これはやってはいけないことなのではないでしょうか?応募者によくない印象を与える気がします。

結論から申し上げますと、面接時に記録をとるのはよいことです。観察と記録はつながっており、優れた面接官ほどよい観察(記録)を残すものです。問題は「結構な量」と表現された部分にあると思います。

記録をとることに集中するあまり、応募者を見ていない、質問ができていない、ということはありませんか?面接は英語で「インタビュー」といいますが、「インタビュー」という英語は意見を交わし合うことであり、キャッチボール性に意味があります。記録をとることばかりに頭がいって、肝心のキャッチボールがおろそかになってはよくありません。応募者が「自分の話をしっかり聞こうとしてくれている」と思える(よい印象を持つ)か否かは、記録をとられていること以上にしっかりとこちらを向いて聞いてくれているかどうかに関わるのではないでしょうか。

当社の面接では、応募者1名に対して面接官を2人配置することを勧めています。ひとりがキャッチボールに専念し、もうひとりが観察(記録)に専念するとよい、その役割を途中で交替させながらやるとよいと考えています。

文責:小松弓恵

面接カテゴリのセミナー: 面接官セミナー新卒基礎編中途基礎編

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

ご質問

お気軽にご質問をお寄せください。
※お送りいただいた全てのご質問を掲載するわけではございません。また質問内容を抜粋して掲載する場合がございます。 あらかじめご了承ください。

セミナーお問い合わせ