アセスメントに関するFAQ

2つの活用法があると思います。

1つは事前情報を整理・分析しておいて、あらかじめ特定の人に対して仮説的のようなものをもつやり方です。この人は分析力に見るべきものがあるので、この人についてはそこを観察対象にしようと考えるわけです。実践的なやりかたです。その場合は、グループ討議が診断（結果を出す）の場所になります。
但し、グループ討議はあくまで複数の選考法の中の1つと捉えて、グループ討議で得られる結果を他の評価情報と一律に扱いたい場合には馴染みません。その場合には情報がないほうがよいです。

もう1つはグループ討議のグループ分けに活用する、です。
グループ討議はどうしても「討議を行うメンバー」に影響を受ける演習の1つです。メンバリングの理想を言えば「価値観とタイプを散らし、知能をそろえる」ことです。具体的な資料の活用・着眼点につきましては2009年12月9日掲載のFAQをご参考いただければ幸いです。

文責：小松弓恵

グループ討議カテゴリのセミナー：グループ討議セミナー