アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

5812021/05/26分析

自社の新卒採用応募者の適性検査結果をt検定で比較したところ、集団の平均値は去年と今年でほとんど変わらないのに「統計的に有意な差である」という結果が出た。これは本当に差があると言えるのか。

t検定は、2つの独立した集団(標本)の平均値の差に意味があるかを調べる手法です。統計的に有意とは、その名の通り「統計的には違いがある(厳密には"違いが無いとは言えない")」ということです。ただ、この検定は標本の大きさ(今回は応募者の人数)が増えると、わずかな差でも統計的に有意になりやすい、という特徴があります。つまり、「統計的には有意だが、実質的には気にするほどの差ではない」ということがあります。このあたりの解釈は当社主催の統計分析セミナーでも扱っていますので、ぜひ一度ご参加ください。

文責:清野剛史

分析カテゴリのセミナー:統計分析セミナー

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