アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

5422020/08/05面接

在宅でWEB面接の面接官をすることになりました。注意点を教えてください。

書類やデータなど、応募者の個人情報を適切に管理することは大前提として、以下の点に注意してください(いずれも、企業で実際に起きたトラブルです)。

  1. 専用の面接スペースを確保する
    在宅面接では背景や外部音などに気を配る必要がありますが、特に、小さなお子様がいて専用のスペースを確保することが難しい、またはお子様の「乱入」が予想される場合は注意が必要です。「子供が気になって面接は上の空」では、社内のWEBミーティングなら「大変ですね」と笑い話で済みますが、一期一会の面接に臨んでいる(そして合否を出される)応募者には、「蔑ろにされている」と思われかねません。
  2. 事前に必ず通信環境のテストを行う
    自宅は会社よりも通信環境が不安定な場合があるため、WEB面接が問題無く実施できるか、必ず事前にテストしてください。接続がうまくいかず面接の開始が遅れれば、応募者を不安にさせることは勿論、面接時間が短くなれば公平性の観点からも問題です。
  3. トラブルに備えて、代替機や対応方法などを確保・確認しておく
    WEB面接に不慮のトラブルは付き物ですが、対処に手間取れば会社全体のITリテラシーを疑われかねません。「代替機を用意し、交換手順を確認しておく」「応募者との別の連絡手段を確保しておく」など、スムーズに対処できるように準備しておきましょう。

上記はいずれも、面接そのものというより「準備」に関するものです。準備とはすなわち相手への配慮であり、自宅だとついリラックスし過ぎて油断する傾向にあります。面接官の準備不足(配慮不足)を応募者が感じ取れば、会社のイメージダウンにつながる可能性もありますので、注意してください。

文責:清野剛史

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