アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

5352020/06/17その他

仕事へのストレスを感じて退職する人が増えているように思います。ストレスへの対処力をどのように見抜けばよいでしょうか?

まずは、どのようなことをストレスに感じて退職しやすいのか、ストレスの原因(ストレッサー)を特定してください。人それぞれで何をストレッサーと感じるかは異なります。同じようなストレッサーが原因で退職している人が多い場合には、そのストレッサーにうまく対処しなければ仕事を進めることができないと思われます。その場合、ストレッサーにうまく対処できるかを採用の場で見極める必要があるかもしれません。例えば、ストレッサーを再現するような演習を実施し乗り越えられるかを確認する、適性検査結果をもとに面接で注意して確認するなどの方法が考えられます。一方、それぞれの退職者によってストレッサーが異なる場合、採用という場で手立てを打つことが難しく、配属時などに配慮したほうがよいかと思われます。
いずれにしても、人は何らかの要因でストレスを感じることがあり、何事にも全くストレスを感じないという人はかなり少ないです。また、「どのようなストレスにも強い人」はある種の鈍感さを伴っているため、それだけで評価をすることが必ずしも会社にとって望ましいとは限らないことを留意する必要があります。

文責:小松弓恵

タレントマネジメ
ントコラム 日本エス・エイチ・エルの人事コンサルタントの視点

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