アセスメントに関するFAQ

アセスメントに関して、お客様から寄せられたさまざまな疑問に、各種勉強会の講師が回答させていただきます。

4502018/09/26パーソナリティ検査

エス・エイチ・エル社の適性検査をある学生に受検させたところ、「回答結果が一貫性に欠けている」との結果が表示されました。これは学生が不正を行ったということでしょうか。

ご指摘の内容は当社パーソナリティ検査の「一貫性」という項目であり、受検者の適性検査への回答態度が、一貫した傾向を示しているかを3段階(または10段階)の指標で表しています。「一貫性に欠けている」という表示は、適性検査の回答結果が一貫した答えになっておらず、回答が進むにつれて質問への答えが変化していることを示しています。この理由としては、受検者の自己理解が曖昧である場合や、多面的な考え方を持つ人物である場合、あるいは特定の人物像を演じるよう回答を操作していた場合など、さまざまなケースが考えられます。したがって、回答結果の一貫性に欠けることが、必ずしも不正につながるような回答とは断定できません。

結果の解釈については、受検時の状況や受検者本人の属性情報などもふまえ、慎重に扱う必要があります。当社担当コンサルタントにもご相談いただければと思います。

文責:河合靖弘

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