人事部長からの質問

2007/08/10 1054

ストップ・ザ・おじさん会社の方策は?

「10年後の当社をシミュレーションしますと社員の平均年齢が48歳くらいになります。野心の減退、スピードの低下、人件費の圧迫等が見え見えです。手っ取り早く“若い会社”にするよい手段はないでしょうか?」…若い人たちが中心の会社と縁結びをすることだと思います。結婚と同じで「え?」という年齢ギャップがあっても縁は異なもの、味なもの、でまとまる話もあるでしょう。二社の社員がうまく融和すれば、老・壮・青がバランスしたよい会社が誕生する可能性があります。それをやりきるリーダーシップに恵まれる、が条件ですね。

文責:清水 佑三

2007/08/09 1053

「逆面接」をしています。学生の悪意の書き込みが気になります。

「逆面接は、ステップを重ねるほど重点的に行っており、面接官からも学生をよく見ることができると好評です。ただ、少数ですが、このやりかたを圧迫面接ととりネットで悪意の書き込みをする学生がいます。どうしたらよいと思われますか。」というご質問です。逆面接の提唱者としてお答えしたいと思います。学生に質問してもらって答えるのが逆面接ですが、時に「それって当社のホームページでご案内していませんか?」と聞きたくなる場合があります。それに対して黙ってしまう学生がいます。そういう時の対応がポイントだとみます。笑って、みなさん、そんなに細かく読むものじゃないですよね、と言って次の質問に移るようにうながしてください。その時のこちらの微笑が真率であればご指摘のケースは減るはずです。試してみてください。

文責:清水 佑三

2007/08/08 1052

清水さんの今夏の休日、著述業ですか?

「もう梅雨が明けます。清水さんは夏の休日はどのように過ごされるのですか?新しい本を拝読いたしましたが、やはり執筆をされていらっしゃるのでしょうか?」というご質問を頂戴致しました。とても恐縮してご質問を読ませて頂きました。ご指摘のとおりで、そうするつもりでおります。ライフワークと考えている“顔”の本の原稿に挑戦しております。人相本の範疇に入ると思いますが、顔の特徴とOPQの得点との関係を調べたデータがあるのでそれを使って、古代中国の人相学とは違った知見を提供できたらと思っています。期待してくださっている編集者を裏切りたくない、その一心で原稿用紙に向かっています。

文責:清水 佑三

2007/08/07 1051

戦国武将に会えるとしたら清水社長は誰に会ってみたいですか?

『信長公記』を書いた太田牛一という人に会ってみたいです。もともとは織田家家臣柴田勝家に仕えていた人ですが、才能を認められ、信長の直臣となった人です。その後、信長側近の地位にあがり、政治的手腕を大いに振るったといわれる人です。信長の死後、豊臣秀吉にも仕えました。彼の何が凄いか。虚飾の筆に走りがちな当時にあって、ボスの一代記『信長公記』の筆致は実に冷静でファクトベースに貫かれています。徒然草を書いた吉田兼好にも会いたいですが、太田牛一にも会いたい。会ってお礼を言いたいだけです。

文責:清水 佑三

2007/08/06 1050

政治家の質が落ちたのでしょうか。

「参議院選挙期間中、テレビ等で連日政治家の街頭演説のシーンが流されました。いまいち言っていることに説得力がないような気がします。政治家の質が落ちたということですか?」…偶々ですが、滋賀全県一人区の自民、民社、共産の三人の候補者の街頭演説をNHKがニュースで特集しているのを聞きました。三人が三人とも嘉田由紀子知事とうまくやれるのは自分だというようなことを強調しているのに驚きました。知事人気にあやかる魂胆が見え見えで、国家の運命を預かるステーツマンの理想はかけらもない。私たち自身のレベルが地に落ちたのだと思いました。

文責:清水 佑三