人事部長からの質問

2005/03/17 465

社内で性的不祥事が噂されている。偉い人ほどそういうものか?

(こういう発言はサルに対する差別ですが)人という種をサルとそんなに違わないものと見たらいかがでしょうか。サル山のボスにおいてみられる支配力=生殖力という図式が自然と人の世界でも見えてきます。六本木で深夜、泥酔し通りがかりの女性に対して不適切行動をとったとされる国会議員は立法の責めを負う歴とした支配職者であり、サル山のボスと寸分違わない役割を(群れに対して)担っているのかもしれません。別に肯定しているわけでも何でもないのですが、人を動物として眺める視点をもつとこうした事件の本質がよくわかるものであります。

文責:清水 佑三

2005/03/16 464

インターン制度についてどうみるべきか。

戦後すぐだったと思いますが、医師の養成過程でインターン制度が導入されました。20年くらい続いたのでしょうか。やめてしまいました。どうしてやめてしまったのか興味があります。もともと、理容師、美容師などの世界では、机の上の勉強ではどうしようもないところがあり、免許を与える要件として職場実習の義務づけがありました。学校の先生の場合も、教員免許取得の条件として教育実習が義務づけられています。お尋ねのインターンシップですが、私は「屁のようなもの」と思っています。多くの学生が面接時に(インターンシップの)経験を語るのを聞いていてそう思うのです。良寛戒語にいう「言葉の多き」「口のはやき」「てがら話」「よく心得ぬことを人に教うる」「ことごとしくものいう」のオンパレードなのですね。

文責:清水 佑三

2005/03/15 463

「さより」社員の扱い方を。

さよりという言葉の意味がよくわからなかったのですが、添えられていた説明で理解できました。外見はきれいだが、腹を割くと醜悪で二目と見られない内臓をもつといわれる「さより(魚名)」みたいに、綺麗だが陰でひどいことを平気でする女性社員を指すのですね。たった 1人の「さより」のために、神経を破壊されて病院に通う人が続出しているともありました。扱い方を尋ねたくなる気持ちはよくわかります。さてその対処法ですが、まず、そういう人を採用しない方針・ルール・技術をもつことです。次に入れてしまった後は、早期発見、早期対応です。ならずもの国家に対してブッシュ大統領がとるべきだといっている方法と同じです。監視と圧力です。このふたつをうまく使い分けて被害を少なくする努力を直属の上司にさせる、が回答です。上司にそれをさせるために人事部は存在するのだ、と思ってください。

文責:清水 佑三

2005/03/14 462

最近の若者の言葉についてどうお思いですか?

「それってチョー・ビミョオー」というような中学生の言葉づかいには強い共感を覚えます。俵万智さんが(あるラジオ番組で)昨今の若者言葉の乱れを指摘した言語学者に対して、私はそう思わない。源氏物語で働いている対人感受性の細やかさが、今の若い人たちの言葉づかいにも再現されている。日本人の言語感覚の美質は死んでいない、という意味のコメントをもらされていました。同感ですね。違和感なく彼らの言葉とつきあっていますというのが回答です。

文責:清水 佑三

2005/03/11 461

相性関連質問です。ご自分の価値意識と知能タイプは?

価値意識の特徴は「職人志向」です。人生そのものを1つの工芸品のように考え、その作り手だと自分を位置づけています。誰にも見えない不思議な工芸品ですが、一枚の皿を一生かけて焼き上げる気持ちで一秒、一秒と向き合っているような気がします。知能タイプですが、血統だと思いますが、ギャンブル知能は高いように思います。先祖に博徒の血が流れていると確実に実感しています。この回答でよろしいでしょうか。

文責:清水 佑三