人事部長からの質問

2005/07/08 541

人事部が残業時間の削減をいってきた、対処法を。

現場のお立場で、本社部門からのかかる要請に対してどう考えるべきか、という角度で回答します。私は、残業時間の削減要請に対して、現場(管理者)としての真摯な努力をすることは「是」だと考えます。同じリターン(成果)を得るためには多様な選択肢、方法があり、それらを工夫することで残業時間を削減する余地はつねにあり、結果としてこうしたたえざる残業時間削減の工夫が会社全体を強くしてゆく効用があると信じるからです。このことと現場の賃金不払い(サービス)残業の放置問題とはまったく違っています。よく混同されるので注意が必要です。

文責:清水 佑三