人事部長からの質問

2005/06/03 516

評価者訓練の実効性に疑問をもつ…

歴史認識と評価とは実は同じものです。一党独裁の国は歴史認識がひとつですが、そうでない国の歴史認識は、人の数だけありえます。評価のバラツキを「許せないもの」と捉える向きが多いが、かならずしもそうとばかり決め付けられない。どういう上司についても同じ評価を受けてしまうような組織、社会を詳しく想像することです。ダイバーシティ(多様性の許容、肯定)を標榜する企業が単一尺度、単一解釈を奨励するのは、実はおかしいのですね。

文責:清水 佑三