人事部長からの質問

2003/06/23 42

商売繁盛祈願で役員、部長が神社に行くことについてどう思いますか。

国の兵として戦陣に赴き、尊い生存権を心ならずも奪われた人たちの霊を、国民の代表が(血税をもって)弔うことの是非と共通します。血を流して独立をかちとった国、歴史上、幾多の侵略に耐えてきた国において、こうした慰霊行事は最優先されています。ちなみにいえば、国家に命を捧げた人たちをもっとも大切にする代表例がアメリカです。その反対が戦後の日本です。国と企業は相似形をしており、政治においてなされている議論と同種同効の議論がそのまま企業内でなされているものです。私は、交通安全と商売繁盛を神仏に祈ることのほかに社長の仕事はない、とまで思っているので、ことごとに社費をもって神社・仏閣に赴き、お払いの祈祷をお願いしております。わがリーダーシップはここにあり、と考えております。Why not?が答えです。

文責:清水 佑三