人事部長からの質問
誰が上司に来ても最善を尽くせないとダメか?
監督が変わったからといってふてくされている選手がいたらプロとして暖簾を張りつづけられません。また、ファンも泣きます。監督が誰であってもベストを尽くす宿命を(プロの選手は)もっていると考えるべきです。野球という「事に仕える」のがプロなのですから。ところが、総合職採用されたキャリア組の人は、そういう意味での(特定の)仕事をもちません。在籍中、ずっと会社に仕えるのです。その人にとって抽象的な意味での会社は存在しません。会社=上司、なのです。そういう人にとって、意に添わない上司に遭遇した場合、この世は闇となります。ふてくされるな、という方が無理です。
文責:清水 佑三
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