人事部長からの質問
花火をあげないと評価できない管理職は愚かだと思うのだが。
ご指摘のとおりですね。そういう直属の管理職を戴いている場合、その上の管理職の方とパイプをつくってよく話し合われるとよいでしょう。話し合う機会がつくれないか、または、まったく同じような愚かさを感じる場合は、今いる場所においては「よい評価」を期待しないで、仕事そのもののレベルアップに励むことをお勧めします。同時に、成果を発表する努力をされるべきです。かりにですが、世界的な視点にたったときによい仕事をされているとすれば、徳は孤ならず、で必ず遠いところから目をつけてくれる人がでてきます。ノーベル賞の栄誉に輝いた田中耕一さんがその典型でしょうか。同期の人よりも出世が遅かったそうですので、社内の人事考課は必ずしもよくなかったのではないかと思うのです。愚かな人には「無関心」という鉄槌をくだすべきです。
文責:清水 佑三
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