人事部長からの質問
最近見た映画で印象に残ったのは?
“GOAL!”です。映画が始まったときからどういうわけか涙が出てきて困りました。ほとんど全部の時間、涙腺の失禁状態でした。「これはサンティアゴと言う名前を借りた、あらゆる選手の物語。」 というモンテディオ山形のサポーターの方の書き込みがネットにありましたがまさにそのとおりです。自分の人生を振り返って、映画で描かれているのとはスケールがまるで違うが、まさにこういうことの連続だった、と感じました。身につまされて泣くんだと思いました。祖母を演じた人がうまかったな。サンティアゴ(主人公)にイギリス行きの旅費を渡す場面です。何も言わないのですね。表情がよかった。シアラーやジェラードなど本物の選手がプレーしているシーンや次回予告編みたいにしてレアル・マドリの選手たちが顔を出すシーンもありました。これはFIFAの宣伝映画としてのご愛嬌。乾いたわが心に久しぶりに水を注いでくれました。
文責:清水 佑三
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