人事部長からの質問
社員が長期的にモチベーションを持ち続ける秘策を。
エネルギー発揮の態様には個人差があります。長期間、エネルギーの持続と集中ができるタイプの人もいれば、注意力散漫で何をやっても長続きしないタイプの人もいます。採用時に前者タイプで固める、がひとつの具体的なアイデアです。一万人の応募者であっても、データで届いたエントリーシート文を機械に読ませ、その角度でふるいにかけることができますので、これは実行可能な方法です。もう一つ、エネルギー発揮の態様には環境差が影響します。長期間、構成員のエネルギーの持続と集中を引き出すタイプの組織もあれば、その反対の組織もあります。前者の典型的な例は、オカルト宗教組織ですね。後者の典型的な例は定着率の悪い会社です。会社を限りなくオカルト宗教組織に近づける、がひとつの具体的なアイデアです。こちらは社長のパーソナリティに関係しますので実行可能とはちょっといいがたいですね。
文責:清水 佑三
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