人事部長からの質問

2004/03/24 226

関連質問です。何故、「強くてやさしい」をとりあげたのか?

ハードボイルド作家のレイモンド・チャンドラーは『長いお別れ』の中で、「男は強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」、とフィリップ・マーロウ探偵に言わせています。企業においても、「強く」ないと存続そのものが難しい時代に入りました。強いだけではダメで、さらに「篤い人情」のようなものがないとバイト、社員をはじめ株主、顧客もついてきません。強くてやさしいの2語をもって生きる価値を要約したチャンドラーに敬意を表して、「強くてやさしい企業文化の創造」の旗を掲げました。

文責:清水 佑三