人事部長からの質問

2004/02/02 190

青色LED特許裁判についてどう思うか?

私は人相学をやります。人相学的にみて、どうしても中村修二という人が気になってしかたがない。田中耕一さんとはまったく違う何かを感じてしまうのです。人相学を根拠にものをいうのですから、眉唾で聞いてほしい。マスコミは地裁判決で出た判断に高揚していますが、私は最高裁までいった場合の結果はまったくわからないとみています。大逆転もありうる。「一個人の欲得のためではなく、日本の研究者や日本の将来のために訴訟を提起している」こういうことをマスコミに向かってしらっと言う人を私は信用しない。裁判の過程で発言がころころ変わる原告が全面勝訴するのはまことにもって希代だ。『白昼の死角』を書いた高木彬光や『悪いやつら』を書いた松本清張が生きていたら彼をモデルに面白い小説を書くに違いない。それが今の時点での正直な感想です。

文責:清水 佑三