人事部長からの質問
名医ネットが評判だが。
医師を篩(ふるい)にかけて基準を満たす医師だけを責任をもって紹介するというのが名医ネットの仕組みです。「ティーペック」が評判になっていますが、もっともっと出てきてよいサービスです。また人材紹介、人材斡旋を事業とする企業体も、「ティーペック」の考え方を学ぶとよいでしょう。求職、求人の登録を多く集めればよいという考え方は間違っています。量は質を規定できないのです。さて、ティーペックによれば、紹介に値いすると考える条件は、
- 自分の家族を預けられると思う
- 高い専門性がある
- 患者の立場にたてる人
だそうです。
1.と3.がポイントだと思います。自分の家族を預けられないドクターが多すぎるから名医ネットが登場するのです。医師もまた護送船団方式によって既得権を守られている「聖域」です。私の経験でも「自分の診断結果を患者(または家族)がわかるように説明できない」アホ医師がたくさんいます。自分もまたこうした名社長ネットで退場勧告されるダメ社長かもしれません。
文責:清水 佑三
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